【知らないと損しちゃう!?】土地探しのコツを教えます
こんにちは!住プラン不動産の森下です。
今回は土地探しにおいて知っておいて得する小ネタを書きたいと思います。
この記事は、東京で10年間大手ハウスメーカーで勤務した経験も踏まえて書いています。
特にこれから土地を購入して注文住宅を建てたいという方は是非参考にしてみて下さい。
近隣はどんな人?ここを注意して見極めよう
これから土地を買って家を建てるときに気になるであろう近隣事情。どんな人が住んでるんだろう?近所付き合い上手くやっていけるかな?と新しい土地で生活を始めるならちょっとは気になりますよね。
迷惑な隣人がいたからと言って簡単に買い直せるものでもないので、何十年と長く住み続けるために近隣トラブルは避けたいところです。
- 夜に隣がうるさくて迷惑している
- お隣から庭にゴミが投げ込まれていた
- 敷地内に平気で入ってくる
といったようなことが挙げられます(敷地内に入ってくることもあると聞いたときはさすがに通報レベルだと思いましたが…)
でも隣にどんな人が住んでいるかなんて、そこで生活しないと分からないわ。
近隣がいい人かどうかなんて運次第じゃないの?
実際のところは住んで見ないと分からない部分もありますが、近隣状況を見極める方法もあるんです!
ここだけは見ておいた方がいいというポイントを教えますっ
見て欲しいのは隣のお庭がどんな状況かということ。
ある程度手入れがされていてお庭がきれいな状態、或いは補修の形跡があったりすると、しっかりとお金をかけて維持されている証拠です。
言い方はすご~く雑ですがそこにお金をかけられる余裕がある人ということになるので、そこまで変な人である可能性は低いです。
逆にお庭が散らかっていたり、いつのものか分からないゴミが転がっていたりするとどうでしょうか?
住んでから、「近隣がゴミ屋敷だった!」とならないように、最低限近隣の外観(庭)だけは確認しておきましょう。
変な人というと極端に乱暴な言い方ですが、土地購入前に隣が気になる人はお庭のチェックをしておくといいでしょう!
建物で高額に…土地高低差に気を付けよう
土地探しの経験がある方なら分かるかもしれませんが、「お!他の相場に比べてこの土地少し安いな!」と思って期待して現地を見たら道路や隣と高低差がある土地だったりすることって結構ありますよね。
確かに相場に比べてお得感はあるように感じるのですが、実は建物を計画していくと思いのほか費用がかかるんですよ。
土地は安かったけど建築費用が高くなって、トータルでは平らな土地と変わらなかったよ…というケースも珍しくありません。
私の前職であった話なのですが、道路より2mほど高くなっている約40坪の土地を購入されたお客さんがいました。
建物計画を提案していく中で、
- 土が道路に崩れ落ちないように土留めが必要になること
- 玄関までのアプローチ階段が15段ぐらい必要なこと
上記2点の追加作業が必要なことがわかり、トータルで700万円ほど余分に費用が発生しました。
森下さん!700万円ですか!?
0が1個多くないですか?なんかの間違いじゃないですか??
すみません… 700万円です…合ってるんです。私も70万円ですと言いたいところなんですが、700万円かかるんです〜(泣)
結局そのお客さんは予算オーバーになってしまい希望するハウスメーカーでの建築は断念してしまいました。
特に高低差があればあるほど擁壁(ようへき)の費用はどんどん上がっていくのですが、営業をしてなんとなくですが1.5mを超える高低差があると一気に金額が上がります。
「まあ土地が安かったしちょっとぐらい上がっても大丈夫だろう」と高を括っていると、とんでもない金額になることもあるので、高低差がある土地を検討する場合はどれくらい造成費用がかかるか検討する建築会社に事前に確認しておく必要があります。
雨の日の現地も確認しよう
雨の日の現地を見ておくことって実はすご~く大事です!
おっ!今日は晴れているし、気になるところがあるからもう一回現地を見に行こう!
じゃなくて
今日は雨か。まぁ念のため雨の日の現地状況も確認しておくか!
となってください。
雨の日しか気付くことが出来なかいこともあるんです!
例えば、隣の家の排水がこちらの敷地に入ってきていないか、全面道路のどのあたりに水たまりができやすいかなど事前に確認出来ることがあるんです。
排水が入ってきていたら土地を購入して住んでからだとなかなか隣に言いにくいですが、購入前に不動産屋に是正するよう言ってもらったり、水たまりになりやすいところは避けて玄関アプローチを計画したりと事前に対策が検討出来るんですよ!
出来上がってからでは壊すのにも費用もかかるし、何よりなんで気付けなかったんだろうと後悔の念が大きいですよね。
建築会社が実際に間取りを作る前に現地状況を確認することはありますが、雨の日の状況も見た上で設計するケースって設計士の熱量にもよりますが正直なところあんまりないと思います…(実際にやってるよという設計士がいたら本当に素晴らしい設計士だと思います)
それで言うと明るい時間帯ばかりではなく夜の感じも確認しておくことも重要ですね。
地名で分かる!?地盤の良し悪し
地盤が良いか悪いかって建築する上でとっても大切な要素です!
補強だけでも数百万円かかるので、建築会社が決まってさあこれからというときに判明しても心の準備が追い付かず、すぐには受け入れ難いかと思います…
ある程度は事前に強いか弱いかぐらいは把握しておきたいですよね。
地盤調査というのはだいたい土地契約後に行うことが多いんです。
契約前に実施して弱い地盤で補強が必要になると分かってしまうと、売主にとって売れにくくなってしまうので、土地契約後に売主の許可を得て地盤調査するケースがほとんどなんです。
でも土地を契約した後じゃないと地盤補強が必要かどうか分からないなんてけっこう怖いわ…
どうやって地盤が良いか悪いかって判断するの?
実はその地名の使われている漢字で地盤が良いか悪いかの傾向を把握することは可能なんです!
地名というのはその場所の特性に由来して付けられることが多く、必ずしも正確にとまでは言えませんが使われている漢字から地盤が良いか悪いかを想定することが出来ます。
例えば「水」を連想させる漢字を使っている地名の土地は地盤が弱い可能性があります。
池、川、河、湖、港、江、洲、岸といった水を連想させる漢字や、「氵(さんずい)が付いている漢字が使われていたりすると軟弱地盤の可能性が高いんです。
他にも低地を表す谷、窪、沢、沼、下、溝、堀といった漢字が使われていたり、農地だった場所で田、稲、新田、野といったような漢字が使われていたりすると軟弱地盤の可能性が高いんです。
私の住んでいる川崎市の鷺沼は「鷺」は水辺を連想する動物で、「沼」なんかはもうまさに!て感じですよね。
絶対地盤悪そう…泣
逆に山、台、丘、高、岡、坂上といった漢字が使われているエリアは固くて良好な地盤と推測することが出来ます。
是非土地購入前に地名も意識して探してみて下さい!
まとめ
- 隣人を見極めるのに庭を見るべし!
- 高低差のある土地は安いが建物は高くなる!
- 雨の日の現地確認も大事!
- 地名で地盤の良し悪しが推測可能!
いかがでしたでしょうか。是非これから土地探しをされる方は参考にしてみて下さい!
これから土地を探して注文住宅を建てようとしている方、住プラン不動産まで是非お気軽にご相談下さい!
東京で10年間大手ハウスメーカーでの営業経験を活かし、あなたの理想の生活にぴったりなお土地探しをお手伝いさせていただきます!