【安く建てたい方必見!!】自分で手配して安く家を建てよう!!
こんにちは!住プラン不動産の森下です。
ねーねー森下さん!
ハウスメーカーで契約して打ち合わせしているんだけど、どんどん金額が上がっちゃって…
でもせっかく決めたものだから諦めたくもないし何かいい方法はないかな〜!?
少しでも金額を抑えたい場合は自分で手配できるものは自分でやると金額を抑えられますよ。
「施主支給」あるいは「施主工事」て言うんですけど、全ての工事をハウスメーカーにお願いするのではなくて、自分で製品や工事を手配することをいいます。
- どんなものを施主支給にすればいいか分かる
- 施主支給品の注意点が分かる
施主支給とは
「施主支給」とは全ての工事をハウスメーカーにお願いするのではなく、自分で製品を購入、手配をして施工業者に取り付けてもらうことを言います。
一般的にハウスメーカーに建築工事をお願いすると、ハウスメーカー側が一貫して部材の生産や工事の手配を請け負うのですが、施主支給にすると工事のタイミングに合わせて、自分で製品を手配し工事中の大工さんに取り付けてもらいます。
ハウスメーカーで取り扱いがなかったとしても、自分で気に入ったものを見つけてくれば取り付けてもらえるケースもありますよ!
以前に100均で使い勝手よさそうな棚を見つけてきたお客さんがいました。
大工さんに頼んで取り付けてもらったのですが、その時は取り付け費をサービスしてくれました!
タイミングが合えばラッキーなこともあるんですよね〜
なぜ金額が抑えられるのか
簡単にいうと自分で手配すればハウスメーカーにかかるはずだった経費分を安くすることができます。
ハウスメーカーは工事を請け負っているものの、全ての部材を自社で生産しているわけではないんです。
例えばキッチンや洗面カウンターのような設備類はリクシル、クリナップ、TOTOといったメーカーから卸してお客さん向けに販売しています。
その際、
設備メーカー → ハウスメーカー → お客さん
といったように「→」の段階毎に経費が乗ってくるのですが、お客さんが自分で手配すると
販売店 → お客さん
というようにハウスメーカーを通さなくて済むのでその分の経費が安くなります。
おすすめ施主支給品①エアコン
エアコンはハウスメーカーを経由して取り付けてもらうよりも、家電量販店で自分で購入した方が安く抑えることができます。
配管の仕方によって家電量販店で取り付け不可もありますが、通常の配管であれば取り付け工事も行ってくれます。
30坪の3LDKぐらいの家で20万円前後の減額が見込めます。
自分で足を運んで選ばないといけない手間はありますが、20万円前後の減額が見込めるなら魅力的ですよね!
私なら絶対に自分で手配しちゃいます!!
ただ、ハウスメーカーによっては工事中は外部の施工業者が入ることをNGとしていることもあるので、エアコン取り付けは引き渡し後になることもあるので取り付けタイミングは要注意です。
おすすめ施主支給品②照明器具
照明器具も自分で手配可能な施主支給品おすすめアイテムです。
特にダイニングテーブルに設置するようなペンダントライト、寝室や居室などのシーリングライトはインターネットやホームセンターに売っているものを購入する人がすごく多いです。
後付けできるタイプの照明は、先に配線工事だけしてもらえば自分で取り付けることも可能です。
もし、30坪ぐらいの家の照明器具を自分で手配すれば10万円前後は安くすることができます。
おすすめ施主支給品③カーテン
カーテンも施主支給品おすすめアイテムの1つです。
これもハウスメーカーを経由すると経費が乗って高くなるので、自分で手配できるのであればコスト削減に繋がります。
カーテンレールやカーテンボックスはハウスメーカー側で用意してもらっておけば、後は自分で取り付けるだけになります。
引き渡し日に合わせて納品できる手配さえ出来れば問題なしです!
ただ、カーテンはインターネットやホームセンターでも購入できるのですが、メーカー品によってはハウスメーカーを経由しないと購入できないところもあったりします。
ハウスメーカーと提携しているところもあるので、場合によってはメーカー品をお得に付けることが出来るかもしれないので、もし気に入ったカーテンがあったらハウスメーカーに確認してみることをおすすめします!
施主支給品④デスク
これは家具の一種なので
「ハウスメーカーにお願いするよりかは元々自分達で家具屋で選ぶものじゃないの?」
と思うかもしれません。
ハウスメーカーによっては造作家具(あらかじめ取り付けられた家具)を得意としていて既に図面にカウンターデスクとして入っているケースがあります。
これは図面と細かい見積りを見ないと分かりにくいのですが、あらかじめ取り付けられているカウンターやデスクよりも自分で家具屋に行って購入する方が金額も抑えられます。
造作家具だと既に取り付けられているので動かせないですが、自分で購入したデスクであれば動かすこともできるので模様替えにも適していますね!
施主支給品⑤外構工事
外構工事とは境界塀やフェンス、門扉、駐車場、庭などの家の周りの外工事のことをいいます。
なので外構工事は「施主支給」というよりは「施主工事」という言い方になります。
ハウスメーカーは家だけではなくて外構も提案し工事してくれますが、これを自分で外構業者を手配して工事してもらうという方法です。
選ぶ物にもよりますが外構工事は建物の8〜10%程の金額を占め、3000万円ぐらいの建物だと300万円程外構に費用がかかります。
これをハウスメーカーを経由しないで自分で手配した業者だと2〜3割ぐらいは安くできます。
大きい金額なだけに2〜3割安くなるのは嬉しいですね。
ただ、外構工事をハウスメーカー経由以外の業者に頼むことはリスクもあります。
- 保証やアフターサービスが手薄だったりする
- 金額が安い分、1人でやっていることもあるので工期が長い
- 数ある外構業者の中で、どの業者に依頼すればいいか分からない
- 室外機の位置、配線の位置など正確に外部の業者に伝えないとズレが生じる
金額だけを取るなら自分で外構業者を手配してもいいかもしれませんが、このようなリスクがあることも踏まえた上で手配する必要がありますね。
まとめ
- エアコン
- 照明器具
- カーテン
- デスク
- 外構工事
注文住宅はひとつの部材が高いので少しいいものを選んだだけで数十万、数百万と金額が上がってしまいます。
なんでもかんでも施主支給にすると、ハウスメーカーと上手く連携が取れなくなることもリスクとして考えられます。
ハウスメーカー側から「ここは私たちに任せてください」と言われたら素直に応じるのが得策かと思います。
また、そもそも施主支給、施主工事に対して禁止とまではいきませんが、すごく厳しいメーカーもありますので、事前に確認しておくことが必要です!